格闘技興行の種類 [MMA Entertainment]

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格闘技興行の概要・代表選手

 

ロジカルMMA
ロジカルMMA

種類が多いため、随時追加・更新していきます!

格闘技には競技と興行があり、こんがらがっている方が多いと思いますので、一度以下の記事を読んでいただくと整理できると思います。

【ロジカル講義】RIZINとキックボクシングって何が違うの?
「RIZINとキックボクシングって一緒?」とか「K-1とRIZINって何が違うの?」という多くの人が抱く質問に対して、「カテゴライズ(分類)」しながら説明します。

それでは格闘技の興行を紹介します。

PRIDE(プライド)

pride_logo
1997年に立ち上がった日本のMMA興行であり、地上波放送されるメジャー興行。
2007年に「UFC」に買収される形で消滅したが、それまでは世界最高峰の舞台であった。
なお消滅後は「PRIDE」に出場していたトップ選手の多くは「UFC」に出場することとなった。
試合はリング上で行われ、現代MMAではほとんど認められていないルールが特徴的であった。
例えば、道着やシューズの着用が認められていたり、グラウンド状態の相手の頭部へのキックも認められていた。またメインシリーズに加えて「PRIDE武士道」や「PRIDE男祭り」もある。
「PRIDE」が重量級中心であったのに対して「PRIDE武士道」は中軽量級を中心とした新シリーズである。
また新人選手等のチャレンジ的な位置付けでもあった。
「PRIDE男祭り」は年末大晦日限定イベントで、「PRIDE」「PRIDE武士道」で活躍した選手等が集う豪華なマッチメイクが特徴的であった。

代表的な選手には「エメリヤーエンコ・ヒョードル」、「アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ」、「桜庭和志」、「ヴァンダレイ・シウバ」等がいる。

UFC(ユーエフシー)

UFC_logo
UFC JAPAN 公式サイト:https://jp.ufc.com/

1993年に立ち上がったアメリカのMMA興行。
2021年3月13日現在で開催数は300を超えるモンスター興行であり、他の興行のチャンピオンクラスが挑戦しにくる紛れもなく世界最高峰の舞台である。
なお、立ち上げ序盤は「NHB」いわゆる「何でもアリ」の名残があるものであった。
例えば現UFCでは禁止されている素手でのパンチや頭突き、金的攻撃等が認められていた。またメインシリーズに加えて「UFN(UFC Fight Night)」等がある。「UFN」は中堅選手や注目新人選手のチャレンジの場の位置付けである。

代表的な選手には「コナー・マクレガー」、「アンデウソン・シウバ」、「BJ・ペン」、「ジョルジュ・サン・ピエール」、「ロンダ・ラウジー」等がいる。

RIZIN(ライジン)

RIZIN_logoRIZIN 公式サイト:https://jp.rizinff.com/

2015年に立ち上がった日本のMMA、キック興行であり、地上波放送されるメジャー興行。
2021年3月13日現在、日本最大級の格闘技興行。日本の格闘技興行のチャンピオンクラス同士の対戦といった本格的なマッチメイクがある一方で、youtuberやロートルの起用といった必ずしも最強を決める場ではないマッチメイクも推すことが特徴。
また女子の試合も組み入れており、女子の試合がメインイベントを飾った大会もあった。
ルールとしては「PRIDE」の流れを受けてか、現代MMAとしては珍しくグラウンド状態の相手の頭部へのキックが認められている。

代表的な選手には「朝倉未来」、「朝倉海」、「堀口恭司」、「那須川天心」等がいる。

修斗(しゅうと)

修斗修斗 公式サイト:https://www.shooto-mma.com/

1987年に立ち上がった日本のMMA興行。
アマチュア修斗にも力を入れて定期的に大会を開催し、プロ修斗への昇格が明確になっている。
UFCの強大化に伴ってどの団体もUFCとルールや規格の統一化を図り始めたが、修斗は独自の価値観が強いため長期に渡り独自路線を貫いた(現在は統一化を図っている)。
例えばUFCの戦場がケージであるのに対して修斗はリング、UFCが後頭部への打撃禁止なのに対して修斗は認められていること等があげられる。また、リングガールの導入もかなり遅く、競技性を重視した興行であった。
この拘りからか修斗出場選手もしくは出身選手は修斗愛が強い選手が多い。

代表的な選手には「岡田遼」、「SASUKE」、「斎藤裕」等がいる。なお出身選手には「五味隆典」、「山本KID徳郁」、「堀口恭司」、「青木真也」、「宇野薫」、「佐藤ルミナ」、「桜井マッハ速人」等、日本を代表的する選手が多い。

パンクラス

pancraseパンクラス 公式サイト:https://www.pancrase.co.jp/

1993年に立ち上がった日本のMMA興行。
当初のルールはロープエスケープがあったり、パンチが認められない代わりに掌底が有効だったりとMMAとは異なるものであったが、段階的にMMAルールに変わっていった。また2008年には抜本的に体制が変革し言ってみれば新生パンクラスとなり、日本ではいち早く「世界標準」つまりUFCを意識するようなスローガンを掲げ、リングからケージに変更したり肘打ちを認める等ルール面でもUFCルールに統一を図った。

代表的な選手には「ISAO」、「久米鷹介」、「砂辺光久」等がいる。なお過去には「ジョゼ・アルド」、「カーロス・コンディット」、「ネイト・ディアス」等、UFCトップファイターも参戦している。

DEEP(ディープ)

deeplogoDEEP 公式サイト:http://www.deep2001.com/

2001年に立ち上がった日本のMMA興行。
プロレスラーやムエタイ選手等を積極的に参戦させたりと「格闘技のおもちゃばこ」を当初の興行理念としている。
国内興行の中では、中量級、重量級の試合が多く取り入れられている。

代表的な選手には「元谷友貴」、「今成正和」、「弥益”ドミネーター”聡志」等がいる。なお出身選手には「長南亮」がいる。

ONE(ワン)

ONElogoONE 公式サイト:https://www.onefc.com/jp/martial-arts/

2011年に立ち上がったシンガポールのMMA、キック、ムエタイ興行。アジアでは最大級の規模を誇り日本人もONEを目標とする選手は多い。設立者の「チャトリ・シットヨートン」氏(タイ)は自らが元格闘家であったりハーバード大卒であったりと多才であるとともに、武道の素晴らしさにも重きを置いており、選手との距離も近い。また「ハイドレーション」と呼ばれる水抜き禁止の計量形式を独自に採用しており、過度な減量の抑止を図っている。

代表的な選手には「アウンラ・ンサン」、「デメトリアス・ジョンソン」、「青木真也」、「クリスチャン・リー」がいる。

HERO’s(ヒーローズ)

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2004年に立ち上がり2007年に幕を閉じた日本のMMA興行。
当時最大勢力であった「PRIDE」のライバル的存在として注目を浴びた。K-1との繋がりが強く、HERO’sで活躍した選手がK-1の大晦日MMAイベント「K-1 Dynamite」に出場するケースが多く見られた。また、競技性重視の観点から「グラウンド状態でのキック禁止」や「膠着時、早めのブレイク」や「早めのレフェリーストップ」等がPRIDEと大きく異なる点であった。

代表的な選手には「桜庭和志」、「山本”KID”徳郁」、「秋山成勲」、「須藤元気」がいる。

BELLATOR(ベラトール)

bellatorBELLATOR 公式サイト:http://www.bellator.com/

2008年に立ち上がったアメリカのMMA(一部キック)興行。
MMA業界ではUFCがトップ独走状態であり、BELLATORはNo.2の興行として認知されている。UFCでも上位を狙える選手を多数抱える一方で、UFCでピークを過ぎたレジェンドファイターが移籍するケースも多い。また、日本のRIZINとは提携関係をとっており互いの選手が参戦し合うこともある。

代表的な選手には「パトリシオ・フレイレ」、「パトリッキー・フレイレ」、「AJ・マッキー」がいる。

KSW(ケーエスダブリュー)

KSWKSW 公式サイト:https://www.kswmma.com/

2004年に立ち上がったポーランドのMMA興行(コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ※ポーランド語で「総合格闘技が激突する」、略称KSW)。
東欧のトップMMA興行であり、UFCやRIZINとの選手の行き来がある。主催国故に東欧出身ファイターが多く、またなぜかバキバキの筋肉にタトゥーだらけのボディのファイターが多い。

代表的な選手には「フィル・デフリーズ」、「トマス・ナルクン」がいる。なお出身選手には「マテウス・ガムロ」、「ヤン・ブラホヴィッチ」がいる。

戦極(せんごく)・SRC

戦極

2008年に立ち上がった日本のMMA興行。
日本最大興行「PRIDE」消滅後、プロモーター、選手、関係者達が二分裂し二つのMMA興行が立ち上がったが、そのうちの一つ。
なお、2010年から興行名が「SRC(Sengoku Raiden Championship)」に変更されたが、「戦極」の表記が海外では扱いにくいとされているのが理由とされている。
2010年の年末イベントを最後に、開催されておらず実質消滅した状態となっている。

代表的な選手には「五味隆典」、「吉田秀彦」、「キング・モー」、「北岡悟」がいる。

※以下、随時更新します!

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