バンタム級トーナメント一回戦 試合予想!!
こんにちは、ロジカルMMAです!
今回は国内最大MMA興行、6/13に東京ドームで行われる「RIZIN.28」の試合予想をします!

予想企画は2回目なのですが、1回目(RIZIN.27)では3試合中2試合外してます(笑)
これロジカルにMMAを分析するブロガーとしては危機ですよね。。。
ですから今回のRIZIN.28予想では僕は過去にないくらい燃えてるんです!!!
通算成績をせめて5割に戻さないとブログ存続すら危ういのです!!!
ということで並々ならぬ意気込みで予想に臨みます(熱くなりすぎましたね。。。)
さて今回の「RIZIN.28」ですが、とにかくカードが豪華です!
ファンからは「大晦日より豪華では」との声もあるぐらいです。
僕も全く同感で、ハイレベルの試合あり、ストーリー性のある試合ありで相当見応えあります。
当然予想にも力が入るわけです。
それではこの熱のまま予想に入ります!
目指せ、的中率5割!!!(しつこい。。)
「RIZIN.28」は、「バンタム級(61.0kg以下)トーナメント」と「ワンマッチ」に分けられます。今回は「バンタム級トーナメント」について予想していきます。なお、「バンタム級トーナメント」は過去に選手紹介もしているのでそちらも合わせてご覧ください↓

朝倉海(あさくらかい) vs 渡部修斗(わたなべしゅうと)

左)朝倉海 選手、右)渡部修斗 選手
言い方は悪いですがトーナメント1,2を争う下剋上マッチです。

ほとんどの人が朝倉選手の勝利を予想しています。
朝倉選手(27)はMMA戦績19戦16勝3敗のストライカーで、本大会優勝候補の一人です。
地下格闘技「OUTSIDER」出身とは思えない本格的かつ戦略的なストライキングスキルでKOの山を築いてきました。
前戦では世界の「堀口恭司」選手にKO負けしており、まさに天国から地獄へ転落しました。
相当モチベーションが高く身体も仕上げてくるはずですが、それが力みにならないか、また渡部選手をナメてないか、その辺が心配点です。
一方、渡部選手(32)はMMA戦績34戦23勝5敗6分のグラップラーです。
「マジカルチョーク」と言われる必殺技を武器としており、チョーク系の技を得意としています。
前戦の田丸選手戦でも巧みにバックをとりチョークで一本勝ちを収めています。
MMAの実力は朝倉選手の方が上だと思います。
ストライカーの朝倉選手に対してグラップラーの渡部選手がどのように組み付いていくかがポイントになります(参照:【観戦力を養おう③】試合中のチェックポイント vol.2)。

渡部選手がなかなか組み付けず、朝倉選手がKO勝ちと予想します。
石渡伸太郎(いしわたりしんたろう) vs 井上直樹(いのうえなおき)

左)石渡伸太郎 選手、右)井上直樹 選手
一回戦で僕が最も注目している試合で、ハイレベルな駆け引き間違いなしです!
石渡選手(36)はMMA戦績38戦26勝8敗4分のストライカーで、バチバチの打ち合いが魅力の激闘派ファイター且つRIZINトップファイターです。
直近3試合だけ見ると1勝2敗ですが、1勝は元UFCファイターの強豪「佐々木憂流迦(ささきうるか)」選手から一本勝ち、2敗のうち1敗は世界のトップファイター「堀口恭司」選手に喫したもの、もう1敗は国内トップファイター「扇久保博正」選手にスプリットデシションでの僅差判定負けしたもので、要は第一線でバリバリ鎬を削っており、悪い流れではないということです。
ただ激闘派だけあって毎回ダメージも負うため、蓄積は心配なところです。
一方、井上選手(23)はMMA戦績15戦13勝2敗のグラップラーで、若手でありながら元UFCファイターです。
こちらも優勝候補の一人であるため、一回戦で最もハイレベルな試合と目されています。
UFCでも1勝1敗の戦績を残しており経験値も既に高く、KO負け/一本負けもなくダメージのない状態であることも強みです。
ストライカーvsグラップラーでありながら、互いに引き出しは多いためかなり見応えのある攻防戦になるはずです。
また「際(きわ)の攻防」も両者長けておりここをどちらが制すかがポイントになると思っています。

フレームの大きさとフレッシュさで井上選手が徐々にペースを掴み判定勝ちと予想します。
元谷友貴(もとやゆうき) vs 岡田遼(おかだりょう)

左)元谷友貴 選手、 右)岡田遼 選手
実力者同士で僕は最も予想が難しい試合だと思っています。
元谷選手(31)はMMA戦績34戦26勝8敗2無効試合のグラップラーです。
ここ2,3年は勝ったり負けたりを繰り返していますが、強豪相手が多いことや負けた場合もスプリットデシションのため、まだまだRIZINトップ戦線で戦えるファイターです。
一方、岡田選手(32)はMMA戦績23戦17勝3敗3分のオールラウンダーで、修斗現役世界王者の参戦ということもあり注目を浴びている選手です。
ここ8試合は負けなしで勢いがあること、さらに近々の引退を表明していることから、本トーナメントが集大成となる可能性もあり、高いモチベーションで臨んでくることが予想されます。
ともに爆発力に優れているわけではありませんが、完成度が高く引き出しが多いため、ハイレベルな試合になるはずです。
実力者同士でただでさえ予想が難しいのですが、RIZIN常連の元谷選手に対して岡田選手は全試合を修斗で戦ってきており、RIZINのような大舞台での経験の差がどう出るかも予想を難しくしている一因です。

試合は拮抗し短期決着にはならなそうですが、岡田選手が散らしに散らして判定勝ちと予想します。
扇久保博正(おうぎくぼひろまさ) vs 春日井”寒天”たけし(かすがいかんてんたけし)

左)扇久保博正 選手、右)春日井”寒天”たけし 選手
ベテラングラップラー同士で二人とも粘り強いのでやや通好みの試合が予想されます。
扇久保選手(34)はMMA戦績26戦21勝5敗2分のグラップラーで、RIZINトップファイターです。
ここ4試合全てが、なんと本トーナメント出場選手との対戦でした。
完成度が高くネチッこく粘り強い試合ができるので、確実な勝利が求められるトーナメント向きかもしれません。
一方、春日井選手(32)はMMA戦績35戦26勝7敗1分1無効試合のグラップラーです。
前述の通り、ともに粘り強さがあるグラップラーなのでグラウンドの展開が多くなると思います。
しかしやはり潜り抜けてきた修羅場の数や、名門ジムであるパラエストラでの良質な練習環境を考慮すると、要所要所で扇久保選手が先手をとって支配すると思います。

扇久保選手の判定勝ちと予想します。
以上、的中率5割を目指して(目標低い?)慎重予想してみました!
引き続きワンマッチ予想もアップしますのでお楽しみに!
最後になりますが、今回の「RIZIN.28」、コロナ禍にありながら本当に豪華な大会なので是非みなさん観戦してMMAを盛り上げましょう!
それでは明日もロジカルに!
※同じく「RIZIN.28」のスペシャルワンマッチの試合予想はこちら↓

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