ABEMA「格闘DREAMERS」いよいよ最終選考試合
こんにちは、ロジカルMMAです!

今回は、前回に続き「格闘DREAMERS」の9話の感想をまとめます。
これまで100人前後いた参加者は前回までの時点で10人程度にまで篩(ふる)い落とされ、残るは最終選考試合となりました。
最終選考試合は8試合です。
1~4試合は「格闘DREAMERS」参加選手8人の潰し合いマッチ、5~8試合は「格闘DREAMERS」参加選手4人がそれぞれ外部の選手と対戦する外的迎撃マッチです。
9話では、8試合のうち1~3試合が放送されました。
1試合目 平本丈 選手 vs 鈴木崇矢 選手
1試合目は注目の10代対決です。
「平本蓮」選手の弟「平本丈」選手vs極真空手出身「鈴木崇矢」選手の一戦です。

左)平本丈選手、右)鈴木崇矢選手

当初からLDHメンバーや監督達から注目されていたのは「鈴木崇矢」選手でしたが、僕はあまりその理由が分かりませんでした。
しかしこの試合でなるほど、と思いました。
鈴木選手は極真仕込みの打撃も去ることながら、組みからの投げが非常に強く不完全な状態からでも次々に投げを決めていきます。
最後は平本選手の足の負傷でドクターストップとなり、鈴木選手が圧勝しました。
また、これもLDHメンバーが言っていたことですが、スイッチの入り方が凄いです。
普段は比較的柔らかい表情ですが、ケージ内で見せる気迫はすごく相当なメンタルの持ち主だと思いました。
2試合目 山内渉 選手 vs 安永吏成 選手
2試合目の「山内渉」選手vs「安永吏成」選手は、ベストバウト(最高の試合)にもなり得る超消耗戦でした。

左)山内渉選手、右)安永吏成選手
ガンガン前に出続ける山内選手を安永選手が上手く捌きつつパンチでダウンをとります。
その後も組の展開で安永選手が上手く試合を進める印象でしたが、山内選手が驚異の根性で前に出続けて安永選手を削って判定勝利を収めています。
3試合目 柳田龍彌 選手 vs 岡田達磨 選手
9話で最も印象に残ったのが、3試合目の「柳田龍彌」選手 vs 「岡田達磨」選手において豪快KO勝ちした「柳田龍彌」選手です。

左)柳田龍彌選手、右)岡田達磨選手
7話ではアマパンで勝利を収めたものの8話では朝倉未来選手擁するTRI-FORCE所属のプロ選手に完敗を喫した選手です。
最終選考試合では入場から顔つきが試合モードに入り切っており、打撃もとにかく思い切りが良く殺傷能力のあるパンチを見せつけました。
TRI-FORCE所属選手にグラップリングの展開で完敗しているため、グラップリングを向上させたら面白い選手だと思いました。
以上、最終選考試合の1~3試合を紹介しました。
この中で監督の「高谷裕之」氏は「この選考に通れば100%MMAだけに集中できる環境を提供できる」と言っており、これは日本MMAにとっては非常に大きいことだと思います。
アメリカのUFC等と違って、MMAだけで食べていくのが困難な日本MMA界にあって、この待遇は稀なケースです。
果たしてLDHとの契約を勝ち取れるのは誰なのか。いよいよ大詰めの「格闘DREAMERS」を最後まで見届けます!
それでは明日もロジカルに!
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