【つぶやき】記憶に残るマイクパフォーマンス

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MMA選手のマイクパフォーマンス

こんにちは、ロジカルMMAです!

今回はMMAの中でもファイトに直接関することではなく、ファイターのマイクパフォーマンスを紹介します。

ロジカルMMA
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中でも僕が好きで記憶に残っているケースをいくつかピックアップしました。

北岡悟「その挑戦、受けて立ちます!」(2008年)

北岡悟

北岡悟選手

北岡悟選手が戦極で抜群の強さを見せつけ、当時日本MMAの絶対的エースであった「五味隆典」選手との対戦が決まった後、リング上で放った言葉です。
リング上では今後対戦する北岡選手と五味選手が対峙します。その時点では北岡選手は連勝中、五味選手は前戦で敗戦していたため、勢いのある北岡選手は五味選手に対して「僕とやるんですか?」と挑発し、それに対して人気や格付けでは上にいる五味選手が少しイラっとして「かかってこい!」とあくまで俺の方が各上だとばかりに返します。
すると北岡選手は「その挑戦、受けて立ちます!」と五味選手の対戦意思を強制的に挑戦という位置付けにし、北岡選手の方が格上であるというアピールで切り返し、五味選手をさらにイラつかせることに成功しました。
試合は北岡選手が1Rアキレス腱固めで一本勝ちを収め、マイクの説得力をさらに高めました。

佐藤ルミナ「最高の総合を見せます。」(2005年)

佐藤ルミナ

佐藤ルミナ選手

ある修斗の試合の合間、次大会の出場選手が挨拶する場で、佐藤ルミナ選手が言った言葉です。
リング上には戸井田カツヤ選手、石川真選手、そして佐藤ルミナ選手が上がり順番に挨拶をします。
グラップラー戸井田選手が「次の試合では最高の寝技を見せて一本勝ちします」と言うと、ストライカー石川選手は対抗するように「僕は最高の打撃を見せてKOします」と言いました。
すると次の佐藤ルミナ選手はそれに被せる形で「僕は最高の総合(格闘技)を見せます。」と二人を包括するかの表現で締めくくり場内を沸かせました。
打・投・極の融合をウリにしている修斗では抜群の説得力があり、非の打ちどころのないコメントだなーと感心したものです。
そう挨拶していた佐藤ルミナ選手ですが、次の試合ではギルバート・メレンデス選手に1RKO負けを喫してしまいました。開始早々の出血によるドクターストップで、打も投も極も出せずに終わってしまい、「まだまだ戦えるのに」と言いたそうな無念極まりない佐藤ルミナ選手の表情が印象的でした。

レミー・ボンヤスキー「蠅は糞に群がるって知ってるかい?」(2003年)

レミー・ボンヤスキー

レミー・ボンヤスキー選手

K-1ファイターのレミー・ボンヤスキー選手が対戦相手のボブ・サップ選手に対して、前日記者会見の中で放った言葉です。
レミー・ボンヤスキー選手は、身体のバネが優れており跳躍力抜群の飛び膝蹴りやジャンプキック等の技を得意としています。
その飛び跳ねる様に対してサップ選手は太い声で「レミー、お前は飛び回ってるだけのハエのようなだな!」と罵倒しました。するとそれに対してレミー選手はすぐさま「ボブ、知ってるかい?ハエはウ〇コにたかるんだぜ(笑)」と見事に切り返して、苦笑いするしかなかったサップ選手が可愛く見えたものです(笑)

横田一則「腕立て100回やらせればいいと思うんですよねー」(2009年頃?)

横田一則

横田一則選手

横田一則選手が解説を務めた際に残したユニークコメントです。
横田選手が解説者としてMMAの一戦を見守る中、片方の選手のローキックが相手選手の股間にヒットし、ダメージ回復のためのインターバルが取られました。
その際に実況者からコメントを求められた横田選手は「これって蹴られた選手だけが(ダメージを受けてしまうため、)一方的に不利になるんですよね。蹴った選手には腕立て100回とかやらせればいいと思うんですよねー。」とコメントしました。
これは実に共感できるコメントだと思いました、本当に蹴られたもん負けになることも多く、MMA界に一石を投じた!とさえ思いました。もちろんこのコメントはどこにも波及しませんでしたが(笑)

コナー・マクレガー「精度はパワーを上回り、タイミングはスピードを上回る」(2015年)

コナー・マクレガー

コナー・マクレガー選手

コナー・マクレガー選手が、UFCのフェザー級王座決定戦で当時王者だったジョゼ・アルド選手を13秒でKOした後に勝利者インタビューで残した名言です。
とても理に適っている言葉だと思います。
「精度はパワーを上回る」というのは、パワー抜群の攻撃よりも急所を的確に狙った普通のパンチの方が強いということです。
「タイミングはスピードを上回る」というのは、スピード満点の攻撃よりもドンピシャのタイミングで放つ攻撃のほうが先に当たるということです。
マクレガー選手はリーチこそ優れているものの、パワーやスピードを前面に押し出すファイターではないので、このコメントはただのマイクパフォーマンスではなく彼のMMAにおける哲学なのだろうと思います。

以上、K-1選手も含めた5選手の印象的なコメントを紹介しました。競技である以上、マイクパフォーマンスばっかり盛り上がるのはよろしくありませんが、キレのあるマイクパフォーマンスで試合への期待感を煽ったり、観客に一緒に考えさせたりできる選手は個人的にはプロッフェッショナリズムを感じます。

それでは明日もロジカルに!

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